2017年1月4日水曜日

中坊進二と京都、興聖寺の特徴とその魅力

中坊進二が訪ねた興聖寺(こうしょうじ)は、京都の宇治市にあります。鎌倉時代初期に、道元禅師が深草に創建した道場を始まりとする曹洞宗の寺院で、たいへん歴史があります。その後一時は廃絶されていましたが、1648年に淀城主の永井尚政が復興して境内を作ったとされています。 宇治川のほとり、お寺の石門から山門に至る200メートルも続く参道は、脇を流れる川のせせらぎが、琴の音に似ていることから、琴坂と呼ばれています。そして、興聖寺は宇治の紅葉の名所として有名です。その参道の紅葉は、まるで鮮やかな紅葉のトンネルのようで、写真の撮影スポットとしても中坊進二はお勧めです。また、竜宮門の内側から眺める真っ赤な紅葉も必見です。その年の天候によっても左右されますが、こちらの紅葉の見頃は、例年、11月下旬~12月上旬頃となっています。 他に、楼上には十六羅漢をまつっています。竜宮造の三門が印象的で、曹洞宗初開道場と掲げられています。また、平安時代中期の作とされる木造聖観音立像は、かつて源氏物語の宇治十帖の古跡が手習の杜に祀られていたことから手習観音の名で親しまれています。他には、「春岸(しゅんがん)の山吹」「興聖の晩鐘」は宇治十二景に数えられています。 京都の京阪宇治線の宇治駅より徒歩で約10分程で到着します。または、JR奈良線の宇治駅からも徒歩約17分程です。ぜひ、秋のシーズンに京都の興聖寺を散策してみることを中坊進二はお勧めします。

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