2016年12月10日土曜日

中坊進二と京都、大徳寺へ赴く

"中坊進二が訪れた京都の大徳寺は創建1325年頃といわれており、敷地内には20もの塔頭があります。通常非公開となっているものも多いのが残念ですが、歴史好きな方は各大名の菩提寺もありますので見てみるのも良いです。例えば瑞峰院はキリシタン大名として有名な大友宗鱗夫妻のお墓がありますし、高桐院は細川忠興始めとする細川家の菩提寺です。忠興の夫人で有名なガラシャ夫人のお墓もあります。秋頃には参道で非常に美しい紅葉を眺めることができます。ちなみにガラシャ夫人は信長の仇である明智光秀の娘ですから、広大な敷地内とはいえ、2人のお墓が同じ場所にあるというのも不思議なことです。忠興のお墓は燈籠の形をしており、もともとは千利休の燈籠でした。秀吉が気に入って譲ってほしいと言ったのを傘の一部をわざと折って断り、忠興に贈ったといわれています。こちらには京都でも有名な出雲の阿国のお墓や千利休の邸から移築した書院「意北軒」などもあり、歴史好きな中坊進二はとても興奮しました。 大徳寺は戦国武将として有名な織田信長の葬儀が行なわれた場所であり、そのお墓は豊臣秀吉によって「総見院」に作られています。京都の中でも有名な武将に関係している場所なので、中坊進二としてはとても楽しみにしていました。また大仙院は千利休が親しく訪れた名刹ですが、こちらの枯山水庭園はとても美しく、30坪ほどの敷地に石と砂を組み合わせ、蓬莱山に見立てた大石を滝口として渓流が大河となる様子を表現しています。 "

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