2016年12月29日木曜日

中坊進二と京都、渡月橋についての色々

中坊進二が京都の渡月橋に訪れるときには、様々な情景が複雑に交差して、感慨深い気分になります。最近では珍しくなった形式であり、昔の桁橋の原型をよく残している構造物です。見た目は鴨川の三条大橋とよく似ているもので、それぞれのスパンは非常に短い構造です。橋脚と橋桁の部分はRC構造になっているわけですが、中坊進二が初めて見たときには、これは完全な木橋だと思ってしまったことを覚えています。 京都の渡月橋には独特な魅力があるため、中坊進二は形にも注目してみました。橋脚は4本の太い柱で支えられる構造で、手前には水切りのようなものが設置されているため、三角形にも見えます。上部工の高欄は完全な木製ですから、周囲の渓谷美と見事に調和します。高欄の端部にあるのは親柱のようなもので、橋の名前が書かれているのですが、見た目からして時代劇に出てくるような雰囲気があります。右岸側の嵐山駅から出発するときには、最初には渡月小橋を通ることになりますが、中坊進二はこちらの造形美も大好きです。 中坊進二と京都を考えると、渡月橋の絶景は常に頭に浮かんできます。紅葉の名所として知られ、周辺で蛇行する桂川のダイナミックな地形も印象的です。左岸側には嵯峨野があり、一角には世界遺産に登録されている天龍寺などの名所があるため、京都らしい寺社の街並みを眺めたいときにも訪れています。昼間には紅葉と調和する青空の景色が見事ですが、暗くなるとライトアップで美しくなりますから、冬の寒い夜であっても訪問することを楽しみにしています。

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