2016年12月12日月曜日

中坊進二の京都旅行、六道珍皇寺を訪れる

中坊進二が京都でおすすめしたいのは京都市東区にある六道珍皇寺です。「六道」さんという名で親しまれているこのお寺は、お盆に精霊迎えに参詣するお寺でもあります。建立されたのは平安時代以前と古く、冥府を行き来したと伝えられている小野篁卿の所縁の寺院で、山号を大椿山、本尊は薬師如来で臨済宗建仁寺派のお寺です。 異色のお寺として京都を代表するミステリースポットである六道珍皇寺は、山門前に「六道の辻」の石碑があり、あの世とこの世の境界であることを伝えています。六道には①地獄②餓鬼③畜生④修羅⑤人間⑥天上界の6つの世界があるとされ、死後生前の善悪の業によりどれかに赴くとされています。 六道珍皇寺は秋になると特別公開をしていて、寺宝展を開催しています。中坊進二のイチ押しは「参詣曼荼羅図」や「熊野観心十界図」など通常は非公開となっているもので、寺宝開帳に合わせて来ると特別拝観をすることができます。「冥途通いの井戸」や「黄泉がえりの井戸」など名前からして興味をそそるものばかりです。残念ながら見逃してしまった人は次回の特別拝観を是非おすすめします。 11月の特別公開期間中は、新たな梵字宝印での紅葉紙金泥の御朱印6種類セット(3,000円)を数量限定で拝観者に授与していて、こちらも中坊進二のおすすめです。通常は本尊墨書「薬師如来」の御朱印で、正式には「薬師瑠璃光如来」といいます。病気を平癒し、身心の健康を守ってくださる現世利益の仏さまということで、「大医王仏」という名前でも知られています。

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